SDGs への取り組み
持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年9月の国連サミットで採択された世界共通のゴールです。2030年までに、持続可能でよりよい社会を実現するための目標群であり、17のゴール・169のターゲットで構成されています。
ひろ農林は、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、3つの事業軸を通して貢献していきます。そして、「真に豊かな生活」をだれもが享受できるよう取り組んで参ります。
有機栽培に徹し、多様で健康的な食材を生産していきます
自然薯、しいたけ、オリーブを中心に、健康増進に役立つ作物や、山間地の寒暖差を生かしながら、多品種栽培を手掛け消費者の元に届けます。バークたい肥や腐葉土、もみ殻燻炭などで土を作り、有機肥料を使って自然にも人にも優しい持続可能な生産に努めています。
自然破壊の問題点を抜本的に改善し、真に豊かな自然環境再生やエネルギーの自給に努めます
戦後、政策的に植林された杉や檜の人工林は日本の森林全体の4割を占め、その多くが放置され荒廃してることで獣害や自然災害増加などの原因となっています。私たちは自伐型林業により森林を整備することで、山や河川の生態系の保護や、エネルギー源としての木材の価値を高めます。さらには新しい森作りの提案もしています。
農林業体験を通じ、独自の高品質な教育活動支援を行っていきます
自然はすべての人に開かれた資源であり恵みです。その中で生産活動を行うことは、多くの学びと喜びがあります。私たちは、自然の中での生産体験や、さらには新しい農林技術を多くの人と共有しつつ、人と人とのつながりを大切にしていきたいと考えています。
多岐にわたる産業の活性化で、性別や国籍を問わない幅広い雇用の創出を目指します
大自然の中でできることは、農林業だけにとどまりません。私たちは田舎での快適な生活につながる様々な業種にかかわっていきます。その中では、すべての人にオープンな職場を提供し、やりがいにつながる雇用を生み出していきます。
グローバルに企業提携を結び、事業を拡大していきます
地域の活性化は、常に地元と世界の両方を見据える視点から生まれると考えています。情報収集に努めながら、日本にはない農林業の技術は柔軟に海外から取り入れていきます。地域を広く海外に開くことで、グローバルなパートナーシップを構築していきます。
次世代の快適なライフスタイルを提案し、過疎地域の人口増加を目指します
心地よい住環境があれば、小さな村でも人は住みたいと願うはずです。リモートワークが増えている昨今は、職場とある程度の距離があっても以前ほど問題にはなりません。私たちは快適な田舎生活を発信することで、人が流入する住み続けたい地元を目指していきます。